ベースランニングを極めて得点につなげよう!
スポーツにおいて足の速いことに越したことはありませんが、ただ足が速いだけではどんなスポーツも極めれません。速い足を活かせる知識と技術を身に着けなくていけないのです。
野球でも全てのプレーに足の速さが必要です、そして速さを活かすことができて結果となるのです。
ここでは野球の3原則、走・攻・守(走る、攻撃する、守る)の”走る”の練習について見てみましょう。

引用元:http://www.seibulions.jp/
ベースランニングとは
攻撃時の走塁の事を言います。1塁、2塁、3塁、ホームベースと線で結ぶと四角になりますが、試合中の状況に応じてこの塁間を真っ直ぐに走ったり、円弧を描くように走り抜けたりすることが必要になります。
走ると言っても、打球の行方、守備補給の状態、野手の位置、など状況を判断しながら走るのです。ここでは一塁ベース、二塁ベース、三塁ベース、ホームベースと4つのベースへの基本的な走り方を覚えましょう。
ベースランニングの基本
- 単塁を狙うときは、一直線に走る。
- 復塁(次塁)を狙うときは、円弧を描き走る。※この時、出来る限り小さく円弧を描くように走り抜けること。
- ベース蹴る(踏む)足は、基本は左足で蹴れるように練習時より意識する事。
※足が合わない場合は右足でもOKです、合わそうとしてスピードを落としては逆効果です。 - 走者は、早く走ることに集中して、打球の行方は無理して見ない事。
※コーチャーの指示を見て、走る事。
このポイントを押さえれば、速い足も活かせますからしっかり覚えましょう。
走り方について
走り方は、ベースに対して駆け抜け、オーバーラン、2通りです。
駆け抜け
一塁ベースのみ有効な走り方です。内野ゴロやライト前ゴロの時、セーフになる為に全力で一塁ベースを走り抜けます。このホームベースから一塁まで一直線で走ります。(ファールラインとスリーフットラインの間を走ります)
- ポイント1
駆け抜ける時は、ファールラインの右側(ファールゾーン)へ駆け抜けること。
左側のフェアーゾーンに入ると、タッチされてらアウトになります。 - ポイント2
駆け抜け後、必ず左向き(左回り)で止まり、ボールの行方を確認しながら帰塁します。
相手のエラーでボールがファールゾーンにこぼれていれば、すかさず、二塁へ走塁します。(この際、一塁に帰塁せず、その場から二塁へ行けます)
この2つのポイントは重要です、セーフなって喜んでられませんよ。試合は動いてますので次の事を考えプレーが必要です。
オーバーラン
一塁、二塁、三塁で有効な走り方です。
外野へ打球が行ったときに、一塁以降の次塁を狙う走り方です。バッティング後、一塁に向かいファールゾーン側へ円弧に走り、一塁ベースを踏み2塁ベースを目指し、ボールの行方を確認して止まります。
二塁まで行けたら、三塁を狙い。三塁まで行けたら、ホームを狙う姿勢で臨みます。
- ポイント
必ず、打った方向に体の正面を向け、ボールの行方を確認して止まり、ボールに背中を向けないように、確認しながら帰塁します。
そうなんですこのポイントは、駆け抜けでも説明しましたが、1つプレーが終えたら終わりではありません試合は動いてます。次の事を考えプレーが必要なのです。
今回のまとめ
野球の練習と聞くと、主にバッティング、守備練習のイメージがあると思います。しかし、それだけでは試合に勝てません。
少年野球の3原則は、走・攻・守
やはり走るは最初に出てきています ”走” この練習をしっかりすることで、チャンスの可能性を大きくすることができ、得点に繋がるのです。
ご家庭でもプロ野球、高校野球の中継を家族で観戦し、先ず映像を通して教えてあげて下さい。イメージトレーニングにもなりますので是非、家族で野球を見て勉強しましょう。