野球を始めた最初の頃は、新しいグローブやバットがうれしくて用具を手入れするお子さんもいますが、大抵のお子さんやパパママは使いっぱなしですよね。
時折、用具手入れしてますかと尋ねると「グローブ磨いてるよ」とか「バット磨いてるよ」ってお子さんやパパママもおられますが、バットとグローブだけでよいと思いますか?
また手入れをされていても、お子さん自身がやっていますか?パパママが行っていませんか?
今回は用具の手入れついてお伝えします。

引用元:http://www.mizuno.jp/
用具の手入れは、誰が行えばよいか?
用具の手入れはグローブやバットだけでよいのか?
用具の手入れは本人とパパママ一緒に行う
基本は自分のものは自分で行う。低学年であろうと高学年であろうと自分のものは自分で行うことが大切です。
そして、少なくても初めのうちはパパママが一緒になって行うことが重要です。
では何故か?
やり方がわからないからでしょうか?それもあります が まだあります。
それは、親子のコミュニケーションの場であり大切なひと時です。
そうです、練習後や試合後に一緒に手入れすることで、用具の話、野球の話、そして学校での話のなどお子さんの気持ちや考えに触れることのできる時間なのです。
用具の手入れの効果
- 用具に対して愛着がわきます
- 用具を大切に扱う様になります
- 用具の変化(傷みなど)が分かります
グローブの紐の緩み、バット亀裂・凹み、スパイクの消耗・紐の劣化、ボールのひび割れなど、沢山の変化に気づくことができ練習中、試合中にグローブの紐切れ、スパイクの紐切れなどを予防できます。
事例ですが、試合中キャッチャーミットのウェブにボールが挟まってしまう出来事がありました、ウェブの紐切れです。試合中にタイムをとってミットの交換です、使い慣れないミットを使用することになりました。
また試合も中断となり、自分チームにも相手チームにも流れを変えてしまうこともありよくないことです。防止の為にも用具の手入れが不可欠です。
用具の手入れはグローブやバットだけではありません
グローブやバットはやっているけど・・・だけではダメです、全てが用具であり手入れが必要です。
そして実は用具の手入れをされてない方が多いのではないでしょうか?やはり何でもそうですが、使ったら必ず手入れが必要です。
- グローブ
- バット
- スパイク
- ボール
- ボール
- 他
全てが用具であり、これはやるけど、これはやらないではダメですね、食事後に器は洗ってるけど箸は洗わないってことは無いですよね。この様に考えれば全てを大切に手入れが必要なのです。
今回のまとめ
- 用具の手入れは親子で行う
- 用具の手入れから得れれる情報で事故を予防できる
- 用具は全てが対象です。(グローブ、バット、スパイク、ボール・・・・)
野球を通して学ぶ、挨拶・礼儀・躾は公の場で人目につく部分ばかりではなく、人目につかない家に帰ってからの行いも大切なのです。
野球をしている時は立派な行動が出来ても、家に帰ったらユニホームは脱ぎっぱなし、用具はほったらかし、では残念です。
小学生だからと言ってパパママがやってはダメです、必ず自身で行う、パパママも一緒に行う、これが大事です。私の知り合いに、ユニホームの洗濯前の土汚れ落としは自分でさせていると言う親御さんもおられますからね。
しっかりと子供さん将来の為にも、用具の手入れを通して躾をされてください。手入れを「めんどくさい」って言う子供さんがおられると思いますがパパママが一緒になってやれば出来ますから。
そして、手入れの大切さを教えてあげてください。
是非、用具の手入れの大切さに気づき好きになるくらいに。