上達のコツ

捕球上達のコツはこれだ!足を使う、そしてグローブに入るまで目をつむらない勇気

投稿日:2016年12月21日 更新日:

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既記事の ”上達のコツはこれだ!グローブのはめ方から覚えるキャッチボール”は投げ方についてお届けしましたが今回は『捕球』についてです。

投げることと一緒で捕ることも簡単ではありませんから、焦らず教えてあげましょう。ここでの注意はボールは怖いと思ってしまわないように気配りが必要です、この辺も考えてやってみましょう。

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グローブのはめ方

ここでは既記事の 上達のコツはこれだ!グローブのはめ方から覚えるキャッチボールでも書きましたので参照して下さい。

先ずは、グローブをはめてみましょう。子供用のグローブとはいえ子供にはグローブは大きなものです、5本指がそれぞれの穴に入れづらければ手の大きさに合わせて入れ方を工夫しましょう。

その入れ方は

  • 親指は定位置
  • 人指し指は、薬指の穴へ
  • 中指・薬指・小指はまとめて小指の穴へなど

各指毎に各穴へ入れなくても、隣合わせの指を一緒に1つの穴に入れるなど工夫してみて下さい。体が大きくなってきたら様子をみてはめ方を戻して行って下さい。

グローブと手の大きさにあったはめ方を工夫してみましょう。

キャッチボールをやってみよう

グローブのはめ方が出来たら、先ずはキャッチボールをやって見ましょう。いきなり上から投げたら駄目ですよ、2~3メートル離れて下投げで放って下さい。正面ではなくグローブをはめた手の方に放ってあげて下さい。

正面に放っていきなり、捕り損ねて顔に当たったりしたら・・・マズいです。痛みと恐怖でキャッチボールが怖くなってしまいます。先ずは安全に、そして子供さんが楽しいと思える様にやりましょう。

キャッチボールをやってみると意外とセンスのあるお子さんもいますので、先ずはやってみる、その状態を見てからその子に合った教え方をして行きます。

捕球

捕球も、私たちは普通にやってるけど初めて捕るお子さんはハッキリ言って捕れません。ボールに近づけない変な癖が付く前に基本を教えてあげましょう。

投球の基本は相手の胸元へです、ですから捕球の基本は胸元でとなります。

それでは3つのポイントを押さえましょう

両手を使う

グローブをはめた手と投げる手、両手を使う

例)右利きの場合
左手(グローブ)でボールと捕り、右手で「ボールを押さえる」、「グローブに蓋をする」と言うイメージです。

初めにグローブをはめて、捕らせてみます、そうすると必ず、グローブ(片手)だけで捕球しようとします。そして「両手で捕ってごらん」って声を掛けておきます。

次にグローブを外して『素手』で捕球させてみましょう。2メートルくらいの距離から、下投げで胸元に投げてあげます。そうすると、片手では捕りません。必ず両手で捕ろうとします。この感覚を体感し覚えさせたいのです。

この時に、「ほら、両手で捕れるでしょう」って声を掛け褒めてあげましょう。

このように、『グローブはめて』と『素手』でのキャッチボール繰り返し行い、両手で捕ることを覚えさせます。

注意)
よくある両手捕りの怪我、間違い

  • ・ボールより先にグローブ内に右手を入れて、指を怪我する。
  • ・グローブの背中(甲側)へ手を添えて捕球する。

特に手の先入れは怪我に繋がりますので、注意をしてしっかり見ててあげてください。

視線

捕球するまで、グローブ入るまでボールを見ていること。

始めはボールを怖がり、

  • 顔を背けたり、
  • 目を閉じてしまいます

ここは、教えることも難しところですが・・・見ていないと、もっと危ないよと教えて頂き、キャッチボール時の捕球直前に、

  • 「顔背けないんだよ」
  • 「目を閉じないで見てるんだよ」

と声かけしてあげてください。
※目を背けずしっかり見ていれば、当たりませんからね。

体(足)を使う

ボールの正面に動く。手だけ出すのはNGです。

左右にそれたボールや低めのボールに合わせて、出来る限り、胸元で捕球できる様にボールの正面に入る事や、膝を曲げて高さを合わせると言った動作を教えましょう。

この動作も、素手でキャッチボールが有効です。

素手では両手で捕ろうとします、すると必然的にボールの正面な入らないと捕れません。

これも、『グローブはめて』と『素手』でのキャッチボール繰り返し行い移動する事を覚えさせましょう。

今回のまとめ

  • グローブのはめ方は、手が小さい時は形にとらわれずグローブと手の大きさにあったはめ方を工夫する
  • 先ずはキャッチボールをやってみる、しかし正面への投球はNG
  • 捕球の基本は、胸元、そして両手
  • 視線はグローブにボールが入るまで目を背けないつむらない、見ていること
  • グローブだけで片手で捕らず、ボールの正面に入ること。足を使う!

これは、捕球の初歩の初歩です。個人差がありますので、先ずは焦らず、ゆっくりと一つ一つ丁寧に教えてあげましょう。

ここをしっかりと、時間をかけて指導することで

捕球から送球動作への繋がりがスムーズ出来るようになります。

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