遂に10秒00の壁を破った!!
桐生祥秀9秒98! 100メートルで日本人初の9秒台出達成!!!
悲願の公認記録達成です。

引用元:https://goo.gl/Em13KH
桐生祥秀は京都・洛南高3年だった2013年4月に日本歴代2位の10秒01を記録し、2015年3月にはテキサス・リレーで9秒87を記録したが追い風3・3メートルの為、参考記録となった。しかし電気計時で日本人初の9秒台に踏み込んでいました。
ここで気になった、「公認記録」と「参考記録」の違いと、「電気計時」について見てみましょう。
参考記録とは
参考記録とは正式には「追い風参考記録」と言います。これは走方向の追い風による顕著な影響が認められる陸上競技種目において、風速が追い風2.0m/sを超えると各種大会の順位付けの記録は付くが、公認記録としては認められず「参考記録」にとどめられること。通称『追い参』と呼ばれてます。
参考までに該当種目は
短距離走(100m、200m)
障害走(110mハードル、100mハードル)
公認記録とは
正しく、追い風が2.0m/s以下の時の記録が「公認記録」となるわけです。
電気計時とは
1964年の東京オリンピック大会から全自動電気計時による写真判定が採用され、これが電気計時です。スターターのピストルが撃たれると同時に電気で連動して時計が動き始め,決勝線では,100分の1秒単位の目盛が記された写真の画面に競技者の走姿が写るしくみとなっています。…
・・・因みに昔はタイムの計測といえば,ゴールに居ならぶ計時員がスターターのピストルから上がる煙を見てストップウォッチを押し,ゴールのテープを切った瞬間止めるという手作業(手動計時)で行い,計時も10分の1秒単位だったのです。
いかがだったでしょう!
追い風参考記録の意味と公認記録の違いがわかって頂けましたでしょうか。
夢の9秒台でしたが遂に達成、公認記録って凄いことなんですね!改めてみると屋外競技は風に影響を受ける事が多いですから、いっそ屋内にしてしまえば良いんじゃないでしょうかね~。
現代の記録方式も1964年の東京オリンピックからだったんですね!
世界と競える日本人選手を応援しましょう!