野球は9人で行う競技ですが、控え選手などがあたるポジションがあります、それがランナーコーチ!10人11人目の選手です。
控え選手がルールが分からないと、このポジションに就けない為、レギュラーが交代でランナーコーチを行うことがあり、打順が来る前に入れ替わったりと忙しくなってしまいます。
控え選手がこのランナーコーチができる様になると、試合進行もスムーズになり、レギュラー選手の負担も減りますのでコーチをマスターしましょう。
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ランナーコーチの基本
ランナーコーチとは、攻撃時に1塁と3塁のファールグランドに設けたコーチャーズボックスにて、ランナーの走塁補助・指示を行い試合を行う上では大事な補助ポジションです。
そしてただ立ってるだけではダメなのです、しっかりと野球のルールを覚える必要があります。
- コーチは身振り、手振り大きなジェスチャーで打者又は走者へ指示を出します。
- また声を出し、指示や声かけをします。
- ボールの所在を把握し、ボールのある場所を指さして教えます。
コーチは出塁した選手が、走塁だけに集中出来る様に、大きな声を出し大きな身振り手振りで走者をナビゲートするが目的です。
1塁コーチの役割
1塁は3塁に比べ得点圏ではない為、重要視されませんがしっかり役割はあります。
役割1 打者の2塁進塁の判断補助
打球がショート、サード及び左中間、レフトへ飛んだ場合、打者は打球の行方を見ずらいです。この打球を状況を見極め、打者走者へ2塁への進塁の判断補助を行います。
役割2 1塁ランナーへの指示
牽制時の補助、ピッチャーの動作を一緒に見ていて「バック!」と指示を出し、またボールの所在を確認し指さししてランナー教えます。
アウトカウントやサインを確認し、ランナーに情報のフォローをします。
役割3 ランナー2,3累時の2塁ランナーへの指示
ランナー2,3塁時は3塁ランナーは3塁コーチ、2塁ランナーは1塁コーチが指示します。
主に2塁への牽制の注意を促します、ショート、セカンド、センターの動き確認し指示を出します。
3塁コーチの役割
3塁コーチの指示は得点に直結する、重要なポジションです。慎重かつ攻めの判断が必要になります。
役割1 ランナーの3塁進塁の判断
ランナーが2塁を回って3塁へ進塁するか判断し、GO!、STOP!を体を大きき使って伝えます。
- GO!…腕を大ききグルグル回す。
- STOP!…両手を広げ制止する。
- また3塁へ進塁してきたランナーへスライディングの可否を指示します。
- ノースライディング…両手を広げ制止する。
- スライディング…両手を下へ仰ぎスライディングさせます。
走者が走りに徹する様にナビゲートします。
役割2 ランナーの本塁進塁の判断
ランナーが3塁を回って本塁へ進塁するか判断し、GO!、STOP!を体を大きき使って伝えます。
- GO!…腕を大ききグルグル回す。
- STOP!…両手を広げ制止する。
その時の状況と、選手の足の速さなど考え、GOかSTOPの判断をします。
役割3 2塁又は3塁ランナーへの指示
ランナー2塁のみの場合、牽制の注意を促します、ショート・セカンド・センターの動き確認し指示を出します。3塁ランナーの場合は、牽制時の補助、ピッチャーの動作を一緒に見ていて「バック!」と指示を出します。
またボールの所在を確認し指さししてランナー教え、アウトカウントやサインを確認しランナーに情報のフォローをします。
今回のまとめ
- コーチは1塁と3塁につく
- 1塁コーチは即得点に絡まないが、進塁の判断をし選手へ指示を出します
- 3塁コーチの判断は得点に直結するため、的確な判断が必要になります
- コーチは身振り手振りで、走者のナビゲートする
ゲーム状況と走者の走力を考え判断が必要になりちょっと難しですが、とても大事なポジションです。親子でゲームをやったり、TV観戦して少しづつ状況判断などを身に着けてあげてください。
他にコーチャーの立ち位置や、動作、構え方などまだまだ細かい事はありますが、先ずは基本的な役割を覚えてチームに貢献できるようになりたいものですね。