20年ほど前までは、一家団らんのゴールデンタイムは毎晩プロ野球ナイター中継が放映されており、父親たちの楽しみの1つでした。
私も子供の頃は野球も好きでしたが、他に見たかった番組がナイター中継で中止になったり、裏番組を見たいけど父親にテレビを専有され不機嫌になっていた事を思い出します。
これほど日本人の文化に根付いた野球ですが、22年前の1993年5月に『 J リーグ』プロサッカーリーグが開幕し、その後サッカー人気と相まって、子供から大人まで色々なスポーツが身近で出来るようになってきました。
このようなスポーツの多岐化と少子化で、野球人口が減少し最近のパパママたちも野球をやったことがない、野球のルールを知らないなど野球音痴の方が多くなっています。
そんなパパママのお子さんたちでも『野球がやりた!!』と嬉しいことを言ってくれる子供さんに、「パパ野球知らないし」「ママもよくわからない」なんて言わないで下さいね。
是非、お子さんを応援すべく、そして「パパは知ってるぞー、教えてあげるよ」って言えるように一歩先を勉強して子供さんとの有意義な時間を過ごして頂きたいです。
それでは野球の「いろは」をまとめました。
野球とは
野球とは、フィールドと呼ばれる球技場(屋外、屋内)で行う集団球技スポーツです。英語でベースボールと称します。
発祥国はアメリカとされており、キューバ、ドミニカ共和国など周辺諸国や、日本・韓国・台湾など東アジア地域で盛んなスポーツです。
近年では来る「東京オリンピック」でも行われることになり、ヨーロッパやアフリカでも広まりを見せてます。
野球の概要
野球は、2チームが交互に攻撃と守備を繰り返し勝敗を競う競技です。
ゲーム状況(一方的な展開になったっ場合)や気象状況等で試合を途中で打ち切る規定や、投手に代わる指名打者制度、審判員の人数などは、大会やリーグなどでそれぞれの環境で最良と考えられる制度を採用して行われています。
野球のボールには種類があり、硬式球・準硬式球・軟式球と3種類あります。この使用するボールによって、硬式野球・準硬式野球・軟式野球と呼ばれ以下のうように区分されます。
- 硬式野球
プロ野球、社会人都市対抗野球、大学野球、そして高校野球 - 準硬式野球
社会人極一部(大会などは無くなった)、大学野球、中学生(大阪府内の一部、軟式に移行している) - 軟式野球
社会人野球、大学野球、高校野球、中学野球、学童野球、シニア野球
野球と言っても3種類ものボールがあり、それぞれ硬さや重さの違いはもちろん、ボールの弾み方、グラブで捕球した時の感触、そしてなんといても打った時の飛距離が変わります。
少年野球は軟式ボールですが、野球を始めたならぜひ頑張ってプロへも繋がる硬式野球(高校野球)までは経験して頂きたいです。
なお、軟式野球(軟式球)は日本発祥であり子供からシニアまで花形スポーツとして定着してますが、世界的には極一部の国でしか普及していません。
よって海外では基本的に小学生であっても硬式野球が行われています。
少年野球の正しい呼称
「少年野球」とは、実は全日本軟式野球連盟のカテゴリーにおいて中学生が行う軟式野球が対象となります。
それでは小学生が行う野球はなんて呼ぶのってことですが、正式には小学生が行う軟式野球は「学童野球」と呼称することが正しく、一部の地域では「幼年野球」と呼称するところもあります。
しかし全国的には総じて「少年野球」って呼ばれていますね。このサイトも「少年野球」と謳っていますからね。
少年野球の大会
少年野球(学童野球)大会は、各位地域で組織されるリーグが主催し地元の企業などがスポンサーとなり開催されてます。
中学、高校などと比べてシーズン中は公式戦が沢山企画され、勝ち進むと毎週の様に公式戦で過密なスケジュールなります。さらに他にもローカル大会があり忙しく楽しいシーズンとなります。
全国大会に繋がる大会は2大会あります。
高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)
小学生の甲子園!!
※47都道府県(東京、北海道は2チーム)と開催地(東京)、前回優勝チームの計51チームが参加。
※そうです!あのハンバガーのマックがスポンサーの大会です。
(この大会の上部大会へ進出すると、進出の証のワッペンを袖に付けて試合に臨み、ドナルドと記念撮影もあります)
全国スポーツ少年団軟式野球交流大会
※地域ブロック代表15チームと開催地(札幌)の16チームが参加
今回のまとめ
- 野球はアメリカ周辺諸国と東アジア圏が盛んだが、近年ではヨーロッパ、アフリカで広まり見せている。
- 2020年!「東京オリンピック」種目になった。
- ボールが3種類あり、それぞれで試合も別れる。
- 小学生が行う軟式野球は「学童野球」と呼称する。
- 小学生の甲子園=高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)がある
他スポーツに押され、近年の野球を取り巻く環境は変わって来ていますが、日本人に広く浸透し愛されてきた野球です。
2020年のオリンピックを期に、世界スポーツへと普及して欲しいですね。
私自身、子供の頃から野球をやって来ましたし、私の息子たちも自ら望んで小学2年生から始めました。そしてお陰様で2人とも成人した現在も野球に携わってます。
是非、「野球やりたい!」って言ってくれたお子さんには、ご家族で一緒になって応援して楽しんで頂きたいと思います。
そして野球を世界スポーツへと押し上げましょう!