5月、6月はゴールデンウェイークに始まりイベント行事も多く、過ごしやすくレジャーには最適な季節ですが、忘れてはならないイベントがあります。そう!「母の日」「父の日」ですね。
日頃の苦労を労り、父・母へ感謝を表す日です。
そして毎年、贈り物は何にしようかと悩みますよね。この時期になると、テレビやラジオ、チラシ広告やネット広告で「母の日、贈り物ギフト」、「父の日、プレゼント特集」など目にします。
そしてネット検索でも、「母の日」「父の日」プレゼント・花・ギフト・定番などのキーワードで多く検索されます、その結果売り手側のデータからメディアには「贈り物人気ベスト3」「売れ筋ギフトTOP10」など沢山の情報が出回ります。
しかし、「父の日にもらいたいプレゼントはなに?」と調査された結果があり、なんと2位に「現金・金券」がランクイン!本音が露呈した結果なのか、時代を象徴する結果なのかと思いつつ、それなら悩まず簡単!「いくら」贈ればイイのか一緒にみてみましょう(^^)
Contents
母の日、父の日は世界中にある
感謝を込めて折角贈り物をするのだから、起源などみてみましょう。
母の日・父の日は、日本だけのことではありません、世界中で父・母の日頃の苦労を労り感謝を表す日が設けられて、その起源は世界中で様々であり日付も異なります。
母の日の起源
5月の第2日曜日が「母の日」
今から100年以上前にさかのぼる1900年代初頭のアメリカ、アンナ・ジャービスという女性がおり、その母親は1905年の5月に天国に召されました。母親を深く愛していたアンナは、1907年、支援者たちと共に全国的な「母の日」の普及運動を始めました。
そして、母親の命日に、ウェストバージニアの教会で「母の日」を祝いました。これが、5月の第2日曜日だったのです。
次第にこの運動は広まって行き、1911年までには、ほとんどの州で「母の日」が祝われるようになりました。そして、1914年、ウィルソン大統領の提唱で、議会は5月の第2日曜日を国民の祝日「母の日」と制定したのです。
日本の起源は、大正時代の初め1913年に青山学院で母の日礼拝が行われました。そしてアンナ・ジャービスから青山学院にメッセージが届き、当時青山学院にいた女性宣教師たちの熱心な働きかけで、日本で「母の日」が定着していくきっかけとなり一般に普及したのは第二次世界大戦後のことです。
「母の日」にカーネーションを贈るのは、
アンナが、母親の大好きだった白いカーネーションを、追悼会で配ったことが由来となっています。
母の日はカーネションで良かったですね(^^)、これがひまわりだったら大変ですね季節的に間に合いませんしね(笑)
花言葉は「無垢で深い愛」これはカーネーション全般を指していて、色ごとに花言葉が違います。
- 赤・・・「母への愛」
- ピンク・・・「女性の愛」「熱愛」「美しいしぐさ」
- 白・・・「純粋な愛」「私の愛は生きています」
- 黄色・・・「軽蔑」
- 紫・・・「誇り」「気品」
だから、母の日には赤いカーネーションなんですね、やっぱり黄色いひまわりではダメなんですね!どうしても太陽の様に家族を照らすひまわりが母のイメージにありましてね、ひまわり好きのつぶやきです。
父の日の起源
6月の第3日曜日が「父の日」
6月の「父の日」も、やはりアメリカが起源です。
1909年、ワシントン州のソナラ・ドッド(ジョン・ブルース・ドッド夫人)という女性は、「母の日」の説教を聞いていて、「父の日」もあるべきだと考えました。母親の亡き後、ソナラと5人の兄を男手一つで育ててくれた父親を敬愛していたためです。
父親が6月生まれだったため、ソナラは自分が通う教会の牧師に頼み、6月に「父の日」を祝う礼拝をしてもらいました。それが1909年6月19日で、第3日曜日でした。
これがもとで、ワシントン州では6月の第3日曜日が「父の日」となったのです。
それから、幾人かの大統領によって「父の日」に関する声明などが出されましたが、実際に国民の祝日として定められたのは、1972年のことです。
日本の起源は、1950年頃から広まり始めましたが、一般に普及したのは1980年代からで母の日に比べると、最近のことなんですね。
それにしても世界共通、母を慕う気持ちが先なんですね~母に遅れること約60年、半世紀以上です。日本では一家の大黒柱と言われていても父は蔑ろ・・・父は世界中いつの時代も二の次なんですね(涙)。父は辛いね(・´з`・)
「父の日」にバラを贈るのは、
ドット婦人が父親の墓前にバラを供えたためとされてます。健在している父には赤いバラ、亡くなった父には白いバラの由来となってます。
男性でも、女性でも一度は「バラの花束」もプレゼントしてもらいたくありませんか!私はドラマのような「真っ赤なバラの花束」をもらってみたいな~(*^^*)。
因みにバラの花言葉は「愛」「美」で、バラも色ごとに花言葉が違います。
- 赤・・・「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」
- 赤いつぼみ・・・「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」
- 青・・・「夢かなう」「不可能」「奇跡」「神の祝福」
- 白・・・「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」
- 黄色・・・「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「友情」
- ピンク・・・「しとやか」「上品」「感銘」
花言葉って色によって、向きが変わってしまうんですね~、注意しないと大変な事になったりして(汗)
お父さんが「父の日にもらいたいプレゼントはなに?」
YAHOO!ニュースの意識調査の調べで1位と1票差で2位に「現金・金券」の結果があります。なんとも「げんきん」なことに贈り物に悩む子供たちには皮肉な結果がでていました。
これは「Yahoo!ショッピング父の日ギフト2013」の人気商品などからピックアップした項目から選んでもらう形で行われており、2,293人から得られた回答の結果です。(実施期間は2014年5月21日~5月27日)
毎年、悩んで贈り物を選んでいる親孝行の子たちにとっては結局、本当に欲しいものは「酒と金」かって結果で愕然としてしまいますね。
しかしこれが本音、相手の気持ちになって考えれば、毎年毎年ポロシャツやネクタイなど頂いていれば趣味ではないデザインや色などの物もあるだろうし結果、未使用でクローゼット入りなってことも。
そうであれば、割り切って「好きなもの買って」ってお金や金券を贈るのが堅実ってことですね。
お金や金券を贈るなら「いくら」くらい?
お金や金券を贈ると決めても、じゃ「いくら」が良いのかまた悩みますよね?まぁ一般的お祝などの金額も、¥3.000・¥5,000・¥10,000・¥20,000・¥50,000・・・と値が張るばかりですが、いくらが無難なんでしょうか。
母の日、父の日プレゼント費用の相場
費用の相場は、「5,000円以上」が29.4%を占め、次いで「3,000円~5,000円未満」が27.6%と結果があり、5,000円を堺に2極化する結果ですね。5,000円以上は天井はありませんが、実質5,000円~10,000円が一般的でしょう。
お金や金券を贈るなら!ズバリ¥10,000!
プレゼント費用の相場や、あえて今時の高校生のお小遣いの相場も、平均5,305円と5,000円を超えてますので(凄)、お金や金券を贈るならズバリ!!「10,000円」がお薦めです。その上は20,000円となりますからね( ゚д゚ )
品物なら5,000円から10,000円の間で7、8,000円程度のものを選べますが、現金では中途半端な金額はできませんので、気前よく!10,000円を贈りましょう。
今回のまとめ
本当は心のこもった贈り物がベストと思いますが、物が豊富な時代です。また誰もが欲しいものを買える良い時代ですから、お金を贈る事も仕方がないのかもしれませんね。
品物やお金じゃなくても、家族揃った食事会に招待するなど感謝を表すことは沢山できます。是非両親が喜ぶ、心のこもった贈り物を考えて労を労えれば最高ですね。
「親の心子知らず」と言うことわざもありますが、何よりも親にとっては子供たちが健康で幸せな日々を送っていることが、一番の贈り物・親孝行です。そして離れて暮らしている場合は、盆暮れ正月とは言わず、是非会いに行って元気な姿を見せてあげることが大切だと思います。