お子さんが「野球やりたい!!」って言っても、先ずパパママが思う心配事って色々ありますよね?
- どこのチームに入ればいいの?
- チームって誰がやっているの(運営)?
- 月謝ってかかるよね?
- 親も大変らしよ?
- 野球用具って高価だよね?
- などなど・・・・
そんな心配事はさっさと調べてスッキリ安心して、一日も早くお子さんに野球をやらせて上げましょう。案ずるより生むがやすし!!ここではチームの概略をまとめました。
チームの運営
少年野球チームは、地域の有志の方々の協力により運営されている団体であり殆どがボランティアによるものです。また活動費の一部は地元企業などからの寄付によってまかなわれていることが多いです。
よって、監督やコーチなどチームスタッフはその地域在住の方々の善意によるボランティアで、子供たちの指導を行っている場合が大半です。
部費(月謝)など納めておられるチームが多いと思いますが、スタッフへの手当などに充てる場合はありません、この事を理解して入団され、チーム運営には親御さんの協力も必要になります。
組織編成
チーム編成は小学校区、町内、地域単位で組織されている事が多いですが、最近では少子化やスポーツの多岐化でこの単位での編成が難しくなっており、もう少し広域(近隣小学校合同など)での編成が多くなっているようです。
全学年合わせて約15~20名程度、中には10名ギリギリのチームが多くなっているようです。
そして人員確保が出来ても、広域からのチーム編成では、練習場所への移動手段、学校毎の行事の都合などにより活動にも影響が出てきているようです。
監督、コーチ、スタッフ
地域やチームにもよりますが、役職は団長(部長/理事)、監督、コーチ、スコアラー、会計などありますが前述のとおりボランティアです。(保護者がこの役職に就く場合も多いようです)
監督やコーチなどでも、必ず野球経験者と言うこともありません。子供たちの人員の確保も難しくなっていますが、チームスタッフの確保も難しくなっております。
よって親御さんは、野球経験のない監督やコーチだった場合でも、お子さんの前では野球経験ないからなどと見下した会話などは絶対に止めてください。
チームの成長になりませんし、地域の子供達の為に有志によるボランティアで指導して頂いてる事を忘れないでください。
指導方針
競技ですから勝つことが目標となり、技術、戦術の指導があたりまえと思われるでしょうが、もう一つ大切な事が「心身の健全育成」です。
よって挨拶など躾はご家庭でして頂くことが第一ですが、チームでも挨拶・躾は厳しく指導して行きます。
部費(月謝)
部費としては、毎月1,000円~3,000円程度のチームが一般的のようですが、また別に保護者会費も徴収するチームも多いようです。最近の情勢で部員も少なく、この額も人数によって変わってきます。
部費の大半は、大会参加費、グランド使用料、試合球、スポーツ保険、用具に充てており、保護者の送迎や仕出し弁当、遠征費などは都度実費となっているチームが多いようです。
年間では数万円の費用が掛かることご理解ください。
保護者(パパママ)の役割
遠征時などの送迎、練習のサポート、試合の審判、球場当番などあり前述のとおり、保護者の協力なしで運営はできない状況です。
またお母さん方は、試合の時にはお茶当番などがあり、保護者会を組織して年間の割り当を決めてサポートしているチームが多いようです。
このようにチームスタッフと保護者が結束して、少年野球チームは運営されています。
審判
主にお父さんがされてます。春に各リーグなので審判講習会が実施され、練習試合及び公式戦の審判を行います。
スコアラー
試合のスコアーを記録します。(お母さんがやられているチームが多いかな)こちらも、春に講習会が実施されているところが多いです。
球場当番
練習試合時のグランド整備(ライン引きなど)、公式戦は開催球場で各チームへ1-2名割り当てがあり、早朝より終日球場運営を行っています。(グランド整備、アナウンス、スコアー、BSO、得点ボードなど)
上記の様に、現在は保護者の役割も沢山あり、子供さんをチーム預けとおけばよいと言う状況ではありません。
ご家庭の事情などもあると思いますが、大変だなと思わず積極的に参加し子供さんと一緒になって楽しんでください!
今回のまとめ
- チーム運営は、地域のボランティアと保護者の協力によるもの
- チーム編成は、学校区または地域が大半だが、少子化などで広域からの編成も増えている
- スタッフはすべて地元の方がボランティア
- 指導方針は、勝ち負けだけでなく、「心身の健全育成」が大切
- 月謝はかかるけどお子さんの為
- パパママも協力が絶対に必要
少年野球は、チームスタッフと保護者が一丸となって協力しなければ運営できません。
折角、野球をやるのですから・・・親子で本気になって楽しんで下さい。
子供さんの成長は早いものです、アッと言う間の期間です。
一度しかないその瞬間の思い出を作りましょう!!